229話③ 北海道の「回転寿司 根室花まる 根室本店」

文字数 856文字

んで、ここではなにを紹介してくれるんだ?

ほうじゃの。

根室いうたら漁港が有名なんよ。

そうなのか?

おう。

なんせ東京とかでも「根室なんちゃら」みたいな居酒屋があるけえな。

とくに東京は新橋にある「根室食堂」なんかは有名なんで。

しょっちゅうTVの取材がはいりよるぐらいじゃけえな。

そんなにおいしいお店なんですか?

まあ、それもあるかもしれんがの。

ただ、そこの取材はみんなが思うとるんとは、ちょっと違うんよ。

違う?

おう。

どっちかいうたら、コロナの緊急事態宣言で困ってる町の居酒屋さんの声、そのインタビューに答えるお店代表みたいなポジションじゃな。

そういうのがあるのか?

ああ。

だいたいああいうインタビューは前例ありきじゃけえな。

TVクルーはちゃんと快く取材に応じてくれる店に行きがちなもんなんよ。

なるほど。
だから、それ関連でよく取材がきてるってことなのか。

そういうこと。

ただ、根室から直送の海の幸を出しとる店なんで、ボリュームもあるうえに安くてうまいがの。

行ったことあるのか?

おう、何度でもあるで。

わしの都内でのオススメの居酒屋のひとつでもあるけえな。

それだけ根室の魚がうまいってことなんですね。

そういうことよ。

なのでその本場の根室でオススメのするのは、これじゃ!

この「回転寿司 根室花まる 根室本店」さんじゃ。
回転寿司ぃ~……
なんじゃ、その不満そうな目は?

だって、回転寿司なんでしょ?

それは不満そうにもなりますよ。

ばかたれ。

こういう漁港の回転寿司はネタが新鮮なんで、街中の回らない寿司屋よりもうまかったりするんで。

ほいじゃけえ、文句はこれ見てから言いんさい!

うおおっ!

こいつはすげえ!!

たしかにおいしそうですね!!

実際、うまかったで。

やはりネタが新鮮で、旬のもんばかりを出してくれよったけえな。

これはたしかに……
回転寿司だからってあなどれねえな……

そういうことよ。

なので、北海道は根室市にある「回転寿司 根室花まる 根室本店」、みなさんも回転寿司とあなどるなかれ、まずは実際にその舌で味わって、ぜひ舌鼓を打ってつかあさいや!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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