12話① 千葉・成田市の「印旛沼漁協 水産センター」

エピソード文字数 1,172文字

今回は千葉なんですね。
そういえば前々から気になってたことがあるんだが、ちと聞いていいか?

おう、かまわんぞ。


日本の旧国名って備前とか備後上野やら下野やら似たような名前のがあるよな。あれってなんなんだ?
ああ、あれか。あれはいたってシンプルでな。当時は京都が中心地じゃったんで、京都から近い方が「上」「前」という地名が付けられとるんじゃ。備後よりも備前の方が京都に近く、下野より上野のほうが京都に近いというわけなんじゃ。

だったらよ。千葉には下総上総ってあったんだよな。あれってなんで下総の方が北側にあるんだ?

地図で見ても、距離的にも下総の方が京都に近いんじゃあねえか?


直線距離ではほうじゃろうな。
というと?
あそこだけは旧国名の例外での、陸路より海路で計算しとるんじゃ。海路で行く場合は南側にある上総の方が京都に近いってことになるんでな。そっちに「上」の字が使われたってことなんじゃ。
なるほどな。
それにしてもなんでそんなことまで知ってるんですか?
勉強したけえな。
最近それ言えば許されるとか思ってませんか?
じゃあ、研究したけえのう。
同じ意味です。
ちなみに千葉で勉強したければ、オススメの場所があるぞ。
オススメの場所?
おう、千葉県佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」じゃ。

国立歴史民俗博物館っていうと、上野や京都、奈良にある国立博物館と同じような感じですか?


ああ、いずれも国立の博物館という意味では同じじゃな。


なにか違うのか?
うむ、上野や京都、奈良の国立博物館は美術系に強いんじゃ。むしろ美術館といったほうがええぐらいじゃの。一方、ここと九州と大阪の国立博物館は博物館としての面の方が強いんじゃ。
では、その九州と大阪、千葉の博物館に違いはあるんですか?

ある。

九州は日本の歴史とアジアとのつながりが勉強できるようになっとる。大阪の方は大阪万博の跡地を利用したものなので、その時の資料が活用され、世界の民族の文化を勉強できるようになっとるんじゃ。

じゃあ、千葉は?
千葉の国立歴史民俗博物館は、わが国の考古学や歴史、民俗について勉強できるようになっとるんじゃ。じぇけえ、展示物はレプリカが多いが、その反面、日本の歴史を体系的勉強するにはこれ以上ない資料がそろっとるの。
もしかして……?
言わずもがな、ちゃんと足を運んで勉強したに決まっとるじゃろうが!

やっぱり……。


じゃあ、千葉以外のにはどれに行ったんだ?
全部じゃ。
全部っ!?

当たり前じゃろうが。寺や神社を実際に見るのも大事じゃが、まとめられた資料を見て勉強するのもまた大事じゃからな。国立博物館ぐらい全部行かんでどうするんじゃ!

国立歴史民俗博物館なんかは一回じゃあ満足できんかったけえ、期間おいてもう一回行ったぐらいじゃけえの(笑)

(本物だ……。本物の変態だった、こいつ……)

(やばい……。マジでやばいですよ……)

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色