119話② 英二's キッチン「鶏肉とピーマンの醤油マヨ炒め」

文字数 933文字

で、4か月ぶりの裸エプロンか……
たまにはよかろ?
よくねえよ!
いや、サービスシーンもたまには必要じゃろうて。
だから読者にはそれ見えないんだから、意味ないでしょ!
見せられてるの、俺らだけじゃねえか!

そもそも読者に見えたら見えたで、

サービスどころかクレームものなんですから!

はやくしまってください!!

散々な言いようじゃのう……
散々なものを見せるからですよ!!

そ、そうやいやい言うなや……

次からは気ぃつけるけえ、勘弁しんさい……

しょうがねえな。

で、今日はなにを作るんですか?

おう。

今日はお弁当のおかずにぴったりの

「鶏肉とピーマンの醤油マヨ炒め」でも作ろうかの。

また小難しそうなのがきたな……

いや、これが意外にそうでもないんで。

わりと簡単に作れるけえ、オススメなんよ。

材料はだいたいこんな感じじゃ。




(二人前)

・鶏むね肉 1つ(300g)

・ピーマン 4個


<調味料>

・片栗粉    大さじ2

・酒     大さじ1

☆しょうゆ   大さじ1

☆マヨネーズ 大さじ2

☆胡椒       少々 

この☆マークがついているのはなんなんですか?

ああ。

これは最後の仕上げのときに使う調味料で、

他とは入れるタイミングが違うけえ、

わけて書いてあるだけなんじゃ。

なるほどな。
で、まずは鶏肉を用意する。
これはむね肉じゃないとダメなんですか?

いや。

ぷりぷりした食感が好きならもも肉でもええし、

よりヘルシーにしたいならササミでもええ。

わしは安価で手に入りやすいむね肉をチョイスしただけのことじゃ。

家計にやさしいのはいいことだな。

そういうことよ。

で、これを一口大に切ったら、

酒としょうゆにつけこむ。

この酒としょうゆは分量外なんで、同量であれば適当でええ。

ま、ちょうど肉がひたるぐらいで、えかろうてな。

どのぐらいつけこめばいいんですか?

下味が付く程度じゃけえ、せいぜい20~30分でええ。

しっかりとつけたいなら1時間程度でもええがな。

そのへんも適当なんだな。

じゃけえ小難しくはない言うたろ。

で、下味がある程度ついた思うたら、

肉を取り出して片栗粉をまぶす。

つけ汁は捨てちゃってつかあさい。

まだ旨そうでもなんでもないな。

当然じゃ。

旨そうになるんはここからじゃけえな。

ほいじゃあ、火にかけるんは次のページでやろうかいの。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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