242話① 330万アクセス達成 &「杜の都」仙台の由来

文字数 1,236文字

330万アクセスをクリアしたけえ、また更新しちゃろうで。

しかし、ほんと、よく見られていますよね。

やはりグルメが人気の秘訣なんかもしれんのう。

あとは長続きしとるだけに内容が充実しとるいうんも、大きいんじゃろうてな。

じゃあ、長続きのコツってなにかあるのか?

気負わずたんたんと続ける。

これがある意味で一番じゃろうてな。

じゃけえ、今回もとっとと内容にほうに入っていこうかの。

とっとと、って……

まあ、いいや。

で、今回はどこを紹介するつもりなんだ?


ほうじゃのう。

今回は「杜の都・仙台」の見どころでも紹介しちゃろうかの。

なにげに仙台は初ですね。

ほうなんよな。

以前に紹介しとるような気がしとったんじゃが、なにげにまだやっとらんかったんよ。

しかしよ、仙台ってなんで「杜の都」って言うんだ?

おう。

それは仙台藩の藩主・伊達政宗が原因じゃといわれとるんじゃ。

伊達政宗、ですか?

ああ。

伊達政宗は江戸時代初期の慶長6年(1601年)に居城を仙台に移したんじゃが、その頃の仙台はススキやヨシが生い茂る草原じゃったそうな。

見晴らしよさそうですね。

まあのう。

しかし、現在ならいざ知らず、当時は木材が建築資材のメイン。

なので政宗は武家屋敷や神社仏閣に植林を奨励。

建築資材や生活資材に転用できるケヤキや杉、松、竹なんかはむろんのこと、いざという時の食用にもなる栗、梨、梅、柿なんかも植えさせたんじゃと。

なるほど。

それで町の中に森があることから、「杜の都」というわけですか。

そういうことじゃ。

だが、それなら「森の都」でもいいんじゃねえのか?

なんで「杜の都」っていう見慣れない漢字の方を使うんだ?

ああ、そのことか。

実は「森の都」と「杜の都」の2つの表記、もともとは使い分けがされとらんかったんで。

なので、明治42年(1909年)の仙台の観光案内には「森の都」と書かれとったんじゃそうな。

じゃあ、それがなんで「杜の都」になったんだ?

「杜の都」いう表記がはじめに使われたのが確認できるんは、大正5年(1916年)発行の「仙台繫盛記」じゃそうな。

それ以降は「森の都」と「杜の都」の表記がなんとなくふわっとしとったんじゃけど、さすがにこれじゃあいけんいうことで、昭和45年(1970年)に仙台市が市民憲章の中で「杜の都」いうのを正式な表記に採用。

以降、仙台のことを指す言葉として「杜の都」いう表記が正しいいうことになったんじゃ。

なるほど。

ちなみにちゃんと「森」と「杜」の違いも、仙台市が定義しとってな。

「森」は「自然そのままの森」、一方「杜」は「神社や屋敷の周りの、人が植林してできた森」としとるんじゃ。

なので、人工林がメインである仙台は「杜の都」というわけなんじゃ。

そういうのも全部定義されてるものなんですね。

おかげでよくわかった……けどよぉ。

けど?

けど、なんじゃ?

てめえはなんだってこんなことまで知ってんだ。

勉強したけえの(しれっ)

出たよ……

このネタ、わりとひさびさな気もしますけど、やはりこのへんは変わらずですね……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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