119話③ 英二's キッチン「鶏肉とピーマンの醤油マヨ炒め」

文字数 1,089文字

で、次はこれを火にかければいいんですか?

ほうじゃな。

こういう感じよ。

片栗粉をまぶしてあるせいか、肉がくっつくな。

それは気にせんでもええ。

ある程度火が通ったら離れやすくなるけえ、

まずは気にせんと火を通しんさい。

なるほどな。

で、肉に火が通ったら、ちょうどええ大きさに切ったピーマンを投入。

ピーマンの種まで一緒に入っているけど、いいんですか?

ああ。

ピーマンは種にこそ栄養が豊富なけえな。

一緒に入れても差し支えない。

むしろ積極的に入れたほうがええんじゃ。

マジか!?
味とかどうなんでしょうか?

それも大丈夫じゃ。

ピーマンの種は食うても特別苦いいうわけでもないけえ、

そのへんは気にせんで投入すればええ。

どうしても見栄えが気になるいう場合は無理に使わんでもええが、

そうでなければ積極的にいれんさい。

知りませんでした……

わしも昔は知らんかったけえ、種はとりのぞいとったもんよ。

いま思えばもったいないことをしよったもんよな。

で、ピーマンにも火が通ったら、

コンロの火を止めて最後に☆マークのついた調味料を全部投入。

調味料を入れる前に、火を消していいのか?

ああ。

この調味料は、むしろマヨネーズを中心に「和える」いう感じなんじゃ。

なので、気にせず調味料を絡めりゃあ、ええんよ。

なるほどな。
で、しっかり絡めたら完成じゃ!
ほう、旨そうだな!
マヨのにおいもいい感じですね!

ほうじゃろ。

これはお弁当のおかずにはもちろんのこと、

酒のつまみにもよう合うんじゃ。

今回は弁当用いうことで肉もピーマンも

弁当に詰めやすいように小ぶりにカットしてあるんじゃが、

酒のつまみじゃったら、もうちょっと大きめに切っても問題ないのう。

そのへんは臨機応変なんですね。

そういうことよ。

そんなわけで弁当にもつまみにも最適な「鶏肉とピーマンの醤油マヨ炒め」、みなさんもぜひ一度作ってみてつかあさいや!

ピーマンの種、捨ててました……。

ところで、その気になれば自分で絵も用意できるんです??

ピーマンの種は炒め物するときにはねるんで、気をつけたほうがええです。

ちなみにピーマンの肉詰めを作る際には、

むしろ種があると肉がずれにくいというメリットが大きいので

積極的に種を残した方がええでしょうな。


なお、その気になれば自分で絵も用意できると思いますが、

プロの絵師の足元にも及ばんので、積極的にやろうとは思いませんな。

得意としとったのは野球選手なんかをディフォルメ化した絵で

小説の挿絵にはまったく向かん代物ですしね。

高校時代にカープ公式の似顔絵コンテストの月間MVPに選ばれて球場に招待され、

球団公式の選手名鑑にも掲載されたいうのが唯一の勲章です(;^ω^)

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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