189話③ 大分名物を取りそろえる「こつこつ庵」

文字数 1,262文字

ほいじゃが、同一地域で文化や風習がバラバラいうんも、ええことだってあるんで。
あんのか?

ああ。

なんせ文化や風習が違ういうことは、それだけ食の文化も多岐にわたっとるんよ。

それはよさげですね!

ほうじゃろ。

中でも一押しなのは「りゅうきゅう」じゃな。

りゅうきゅう?

沖縄のことか?

違う違う。

大分の漁師飯の1つなんよ。

他にも「あつめし」「ひゅうが丼」「りゅうきゅう丼」とも呼ばれとるもんでな。

基本的にブリの切り身を塩水で洗って、醤油・酒・砂糖で和え、ゴマやらネギやらの薬味を掛けて、炊きたて熱々の丼飯に載せ豪快に食う料理のことなんじゃ。

説明だけで旨そうだな!!
ちなみにもっと細かくいえば、丼ものになっとるんは「あつめし」「ひゅうが丼」「りゅうきゅう丼」と呼ばれとるんじゃが、丼に乗せる前のもんは「あつ」「ひゅうが」とは呼ばずに、なぜか「りゅうきゅう」とだけ呼ばれとるんよ。
理由はなにかあるんでしょうか?

わからん。

なんせ「りゅうきゅう」の由来すら、謎じゃけえな。

一説には琉球の漁師飯じゃったけえ「琉球丼」と呼ばれとったいうのもあれば、もう一説にはごまであえるのが利休好みいうことで「利休丼」と呼ばれとったいうのもある始末。

それこそ諸説あって定かではないんよ。

マジか……

ま、名前の由来がわからんでも、その製法は今もしっかりと伝わっとるんじゃけえよかろうて。

中でもわしのおススメなんは、「こつこつ庵」さんの、

「りゅうきゅう定食(700円)」よ!!

やっぱ旨そうだ!!
いかにも漁師飯といった感じですね!!

おう。

しかもこの「こつこつ庵」さんは創業40年を誇る老舗でな。

昼は大分名物のランチを、夜は大分名物を取りそろえた居酒屋いう感じなんじゃ。

昼も夜も名店なんですね。

ああ。

大分名物の関アジ・関サバもしっかり仕入れて提供する上、ふぐからだんご汁・とり天といった大分名物もあり、九州ならではの焼酎も300種類そろえとるいうんじゃけえ、大分で飲み食いするのにうってつけのお店なんよ。

そりゃ、老舗っていうのも納得だな!

そういうことよ。


そんなわけで「りゅうきゅう」以外にも多くの大分名物で出迎えてくれる名店「こつこつ庵」、大分に行かれた際はぜひみなさんも一度足を運んでみてつかあさい!!

値段もなかなかお手頃ですね。

また深夜にみてしまった……!


そして、再びの10000突破おめでとうです。


しかしここまで伸びてるのにコメントはなかなか増えませんね(´・ω・`)

ラーメンに比べて、まだ海鮮丼のほうが深夜の危険性が少ない気がしますな。

ま、それでも腹減ることに変わりゃあせんですが(笑)

ちなみにこの店、ちメイン通りからは一本入ったところにあるんで、地味に探すのが難しいんじゃが、そのぶん味は保証します。

大分に行かれた際はぜひ!!


で、アクセス数とコメント数の差は、わしとしても悩みどころですな( p_q)

やはり見るんはええが、書くんは抵抗あるいうんが多いんでしょう。

その垣根を取っ払えれば、もっと活性化する思うんですがの。

わしもまだまだ力が足りんいうことですわ(;^ω^)

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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