94話① 中京競馬場その1 中京の名店「一八」

文字数 1,074文字

今回は中京競馬場でも紹介しようかのう。
競馬場ですか?

ああ。

実は競馬場いうところは、その土地その土地のB級グルメが豊富なところでな。

安くてええもんを味わえる、かっこうの場所なんよ。

マジかっ!?

ああ。

昔からばくち打ちには酒がつきもんじゃけえ、

酒のつまみなんかも豊富なんじゃ。

それらを肴に酒を飲むもよし、

それらを食事として腹を満たすもよし、

いろいろ楽しめるもんなんよ。

ちなみに競馬場って、全国に何か所あるんですか?

前にもちょこっと言うたが、

JRA、いわゆる中央競馬が全国で10場

地方競馬が全国で15場

合計25場じゃな。

で、てめえはその全部に行ってると。

そういうことじゃ。

ちなみに先に言うとくが、

中央には中山競馬場や阪神競馬場のようなメイン競馬場と

新潟競馬場や中京競馬場のようなローカル競馬場がある。

このローカルと、地方競馬は全く別物じゃけえ勘違いせんようにな。

ややこしいな。

東京にある大井競馬場は、JRAじゃのうて、南関東競馬の管轄なんで、

こっちは東京にあるのに地方競馬いう扱いじゃしの。

さらにややこしいですね!
じゃあ、中央と地方の違いってなんなんだ?

JRAの開催かどうかの違いじゃな。

JRAの開催がすべて中央、それ以外の開催はだいたいが地方自治体の開催なんで地方競馬いう扱いになっておると思うたらええよ。

で、中央のメインとローカルは、GIが開催されるかどうか。GIが開催される競馬場がメインで、開催されない競馬場がローカルと憶えとけば、まず問題はなかろうて。

まず?

ああ。

ローカル競馬場の中でも、1つだけ例外があってな。

1か所だけGIが年2レースだけ開催されるところがあるんじゃ。

どこなんだ?

それが今日紹介する中京競馬場よ!

これがそうじゃ!

ほう、これはなかなかのもんだな!
ローカルというから期待してなかったんですが、けっこうきれいですね!

ま、このへんはJRAじゃけえいうのもあるがな。

地方競馬よりも中央競馬の方が潤っとるけえ、見た目がきれいなところも多い。

しかも中京競馬場はGIが開催されるところでもあるんで、なおさらいうことなんじゃ。

でも、こんなにきれいだとB級グルメの方はどうなんでしょうか?
たしかにそれは俺も気になったな。

そのへんも問題なしじゃ!

B級グルメは地方色豊かな方がええもんがそろっとるんでな。

地方競馬の独特な飯もさることながら、JRAのローカル競馬場のもなかなか捨てたもんじゃないんじゃ!

マジかっ!?

ああ。

そのへんも期待してくれてかまわんで。

次のページではその中京競馬場のB級グルメを紹介しようかいの!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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