136話  英二's キッチン「濃厚塩カルボナーラ麺」

文字数 1,413文字

今日はネットで見つけたおもしろレシピに挑戦してみたんで、それを紹介しちゃろうかいの。
めずらしいですね。
初挑戦のものだったのか?

ああ。

ただ、レシピ見た瞬間に「これは絶対旨いやつじゃ!!」思うたんで

果敢にも挑戦してみたんじゃが、そのインスピレーションは間違いじゃなかったで。

そこまで言うほどのものか!?

おう。

今日作るんは、「濃厚塩カルボナーラ麺」じゃ。

名前からしてみると、いうほど簡単そうにも思えないんですが……

いや、それがそうでもないんよ。

なんせこの料理は、「火を使わん」「パスタも使わん」いう次第じゃけえな。

マジかっ!?
火を使わないで、いったいどうやって作るんですか!?

おう。

レンジだけで調理よ。

じゃあ、パスタなしってのは!?
代わりにこれを使うんじゃ!
インスタント麺じゃねえか!!
おう、これで十分カルボナーラっぽい感じになるんじゃ。
本当ですか……?

嘘じゃあ思うなら、一度作ってみたらええわ。

材料はだいたいこんな感じじゃ。



(一人前)

・サッポロ一番塩味 1つ

・ベーコン  40g


<調味料>

・牛乳    200cc

・水     220cc

・バター   8g

・卵黄    1つ

・黒胡椒   少々

・粉チーズ  少々

本当にこれだけで出来んのか?

うたぐり深いのう。

わしが嘘いうたことがあるか?

嘘はあまりないかもしれませんが、

わざと厄介な言い回しをしてひっかけることは多々ありますよね?

……まあ、それはおいといて。
置くなっ!!

まずは丼に、牛乳200cc、水220cc、ベーコン40gを入れて、

600Wで6分ほどレンジでチンするんじゃ。

ラップはしなくていいんですか?

おう、いらん。

簡単なもんじゃろ。

で、6分経ったら麺をほぐしてもう1分ほどチン。

けっこういい匂いがしてきたな。

ほうじゃろ。

なんせもうすぐ完成じゃけえな。

マジかっ!!

ああ。

麺をほぐしたら、サッポロ一番についとるスープとゴマを投入。

あとは、バター8gを入れてから混ぜる。

で、卵黄を一つ入れ、黒胡椒と粉チーズをお好みでかけたら、

ほれ、もう完成じゃ!!

早っ!!

じゃけえ、言うたじゃろ。

しかもほれ、食うてみて、どうな?


旨っ!!

本当にカルボナーラっぽいですね!!

ほうじゃろ。

手軽にできるのに、味は本格派。

スープもついつい全部飲み干してしまう旨さよ。

言われるまでもなく、全部飲んだぜ!!
ま、牛乳がはいっとるけえ、洋風スープ感覚で飲めるけえな。
簡単なのに、満足感はんぱないですね。

そういうことよ。

そんなわけでみなさんもこの手軽な「濃厚塩カルボナーラ麺」、ぜひ一度作ってみてつかあさい!!

たしかに言われてみれば、「麺+スープ」というのは、東アジア以外ではあまりなさそうですな。

ちなみにうどんやそばをすするのは、「空気を共に入れて風味を味わう」効果もあるそうですが、このへんも出汁文化の違いなのかなと思ったり。

外国人にはなかなかなじめない文化なんでしょうな。

もっとも一部例外はありますが。

元広島カープのエルドレッド選手。

通称エルさんは、率先してすすってくれとった名誉日本人でした。

マツダスタジアムにもママチャリで通うナイスガイでしたわ(ノ_-。)

冷凍野菜混ぜてもよさそう。

これはやってみます

とくにコーンとの相性は抜群でしょうな。

ブロッコリーなんかも合うと思います!


……書いてて思ったんじゃが、最後にごはん投入してもいけそうな気もしますのう。

その場合、量がはんぱないことになりそうな気がしますがの(笑)

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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