92話③ 【変】見どころ満載「水木しげるロード」

文字数 682文字

有名どころの2つではないとすれば、なんなんでしょうか?
結局、わからんかったんか?
さっきの二つ以外にあるか?

いろいろあるで。

あの2つ以外で有名なのは、『河童の三平』シリーズがまず挙がるのう。

それ以外にも『コケカキイキイ』『サラリーマン死神』などの現代妖怪的なものがあったり、妖怪のまったくからまん『ヒットラー』『総員玉砕せよ!』といった戦争がらみの劇画もあったりするんで。

いろいろあるものですね。
でも、それらじゃないんだろ?

おう。

わしが好きなのは『水木しげるの昭和史』じゃな。

昭和史?

ああ。

水木しげる先生の人生は、まさに昭和とともにあったといっても過言ではないけえな。その人生と昭和の歴史を同時に描いた作品なんじゃ。昭和史自体がいうほど人気ない時代なんじゃが、こういう近現代を扱った作品とうことで、わしは非常に好んでおるんよ。

おまえさんらしいな……

ちなみに「のんのんばあとオレ」で有名になった、のんのんばあとのエピソードなんかも幼少期のあたりでけっこう描かれとるのう。

他にも第二次世界大戦中に南方でぬりかべらしきものと遭遇したおかげで九死に一生を得たエピソードなんかもあって、なかなかに読み応えがあるものなんで。

ほんと、詳しいですね……
勉強したけえな。
そうだろうよ……
ま、今回紹介した妖怪像以外にもいろいろ見どころはあるけえ、妖怪好きなら一度は境港に行くべきじゃろうな。
これでもかと、紹介すな!!
でも、これでもごく一部とか、ほんと半端ないですね……

そういうことよ。


そんなわけで妖怪の宝庫、境港の「水木しげるロード」、みなさんもぜひ一度足を踏み入れてみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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