168話② 札幌屈指の名店「ピカンティ」

文字数 1,132文字

というわけで、北海道名物を紹介するわけじゃが、今回は一押しのスープカレーを紹介しちゃろう。
スープカレー?

ああ。

札幌の名物でな、日本のオーソドックスなドロッとしたカレーとは違って、わりとシャバシャバとした水っぽい、それこそ「スープ」っぽいカレーなんじゃ。

旨いのか?

おう。

北海道にはジンギスカン、ラーメン、豚丼、ザンギ、ししゃも、シャケ、とうもろこし、アスパラガスなど旨いものは山ほどあるが、その中でも一番好きなのがスープカレーなんよ。

思い出しましたよ!

以前、ご自宅でも作ってましたよね?

おう、よう思い出したのう!

そう、今回はその名店を紹介しちゃろうっていう寸法なんじゃ。

ちなみに札幌の人はよくスープカレーを食べるんでしょうか?

ほうじゃな。

むしろ札幌ではふつうのカレー屋を探す方がむずかしかろうな。

マジかっ!?

そんぐらい札幌ではスープカレーの方が一般的いうことなんじゃ。

で、今日紹介する「ピカンティ」さん

札幌スープカレーの中でも名店中の名店なんよ。

なんせ食べログ100名店の中にも入っとるぐらいのお店じゃけえのう。

そりゃ、すげえな!!
でも、見た目はわりとふつうなんですね。

そら、そうよ。

じゃが、出てくるカレーはなかなかのものなんで。

そう、これがわしの頼んだ「ピカスペシャル(1,190円)」じゃ!!

旨そうだな、おい!!
しかも具材もゴロッと入っていますね!!

うむ。

このスペシャルは、「半熟卵の天ぷら、舞茸天ぷら、とりもも、ごぼうの素揚げ」が具材として入っとるんよ。

で、カレーのルーは4種類の中から選ぶことができる。

どんなルーでしょうか?
「38億年の風」「開闢-かいびゃく-」「アーユルヴェーダー薬膳1/f」「今日のスープ」の中から選べるそうなで。


わかりづらい!!!

名前からでは味が想像つきませんよ!!
「38億年の風」が濃い系、「開闢-かいびゃく-」があっさり系和風、「アーユルヴェーダー薬膳1/f」が濃い薬膳系で、「今日のスープ」が日替わりになるそうな。
で、結局、どれが一番いいんだ?
それは好き好きじゃろうが、慣れてない人が手を出すなら、濃い系の「38億年の風」がおススメじゃな。
なんでだ?
根拠はあるんでしょうね?

おう、あるで。

なんせ店員さんに「この店、はじめてなんじゃが、どれが一番ええですかの?」いうて聞いたら、「でしたら、まずは38億年の風をオススメします」といわれたけえな。

こういうときは、はっきりと聞くのが一番なんよ。

今岡先生らしいというか、なんというか……
ほんと物おじしない、いい性格してやがるよ……
そんなわけで食べログ100名店にも数え上げられる札幌の名店「ピカンティ」、時間帯によっては混むこと必至なんで、ぜひタイミングを見て、行ってみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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