22話② チキン南蛮発祥の名店、宮崎の「キッチンおぐら」 

文字数 1,309文字

で、今日のおススメはなんなんだ?


うむ。宮崎の名物っていえばなにが浮かぶ?
肉巻おにぎりやマンゴーでしょうか。

それも名物・名産ではあるじゃろうな。

そしてそれらと並んで名物とされとるんが、「チキン南蛮」なんよ。


チキン南蛮っていうと、チキンカツにタルタルソースがかかっているあれか?

おう、そうじゃ。

そのタルタルソース掛けの発祥店となったのが、ここ「キッチンおぐら」というわけなんじゃ!

見た目は、なんだかふつうのお店ですね。

ほうじゃの。

中の雰囲気も「昔ながらの洋食屋」という感じで、なかなかに味のある装いじゃったわ。

ちなみにチキン南蛮の発祥店は、2つ説があっての。

こっちは「タルタルソース掛けの発祥」ということになっとる。

じゃあ、もう1つの方は?
もう1つは、タルタルソースのかかってないチキン南蛮を最初にメニューに出した「大衆食堂 直ちゃん」じゃな。
メニューとしてはそっちが古くて、タルタルソース掛けは「キッチンおぐら」ってわけか。
そういうことじゃの。もっとも、2つとも元はこれまた宮崎にあった「洋食屋ロンドン」の店員だったそうな。で、そこのまかない料理に「鶏肉を揚げたものを甘酢にさっと漬け込んだもの」というのがあったそうなんじゃ。
それがチキン南蛮のルーツってことですか?
ほうじゃの。ま、いま主流となっとるタルタルソース掛けは「キッチンおぐら」の方なんで、わしはこっちに行ってきたってわけなんじゃ。
で、実際どうでした?
なかなかに旨かったし、ボリュームもあったしで、十分満足したぞ。

わしが食うたのは、この「おぐらのチキン南蛮定食(1010円)」じゃ!

ほう、たしかにけっこうボリュームがありそうだな。
がっつりいきたいときにはいいかもしれませんね。

ちなみに店は宮崎市内の繁華街にあるんで、観光客でもけっこう行きやすいところにあるのもポイントが高いの。

しいてあげれば、路地裏のちょっと入ったところにあるんで、しっかり地図を見てからいくことをおススメする。迷子になったらいけんけえね。

今岡先生じゃあるまいし、そんな粗忽な人はそうそういませんよ。
な、なぜ粗忽だとわかった!
てめえは存在自体が粗忽だからな。
……………………ひどくね?
ひどくねえよ。
ふだんの行いを考えてください。
……………………というわけで、今回おススメの「キッチンおぐら」、みなさんも宮崎を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてつかあさい!
(無理やりしめやがったな……)
(力技のごり押しでしたね……)

チキン南蛮は久しく食べていませんね。

食べたくなってきました。チキン南蛮以外にもいろいろ皿にのっているみたいですね。

キッチン小倉のは、キャベツの千切りにドレッシング、付け合わせのスパゲティ(ナポリタン)が添えられとるいう感じでした。タルタルがかなり多めにかかっとるんで、これはこれで満足いく味でしたわ。

わしもひさしく食うておらんなと思うたら、5月にこのキッチン小倉で食うて以来、食べとりませんでしたわ(笑)

なるほどです。

お腹が空いてきました(今深夜0時)

深夜0時の食レポほど効果的な飯テロはないですからのう(笑)。

ただこの飯テロは自爆テロだというところが厄介なんじゃが……(ぐ~~)

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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