110話①【変】意外と行かない、鎌倉の源頼朝の墓

文字数 811文字

今日は鎌倉の変わり種スポットでも紹介しちゃろうかいの。
てめえの変わり種めぐりはいまに始まったことじゃねえだろ……

おう、ほうかもしれんのう。

ほいじゃが、今回紹介する変わり種スポットは、そんじゃそこらの変わり種スポットじゃないんで。

なんせ人気の観光地・鎌倉の中でも、訪れる人がほとんどおりゃあせん、謎所中の謎所じゃけえな。

マジかっ!!

鎌倉でも訪れる人がほとんどいないって……、もしかして鎌倉っていっても、かなり奥地のところにあるとかなんでしょうか?

いや。

鶴岡八幡宮から歩いて7分ぐらいのところじゃけえ、いうほど奥地いうわけでもないのう。

じゃあ、なんであんま人がよりつかねえんだ?
もしかして、あまり見応えのないところなんでしょうか?

いや、そがいなこともないと思うで。

なんせ今回紹介するんは鎌倉幕府の祖、

源頼朝の墓じゃけえな!

マジかっ!?

これはたしかに貴重ですね!!

ほうじゃろ。

鎌倉の名所・鶴岡八幡宮の裏手に位置しとるけえ、行こうと思えばわりと行きやすいんもええところなんじゃ。

では、なんであまり人が訪れないんでしょうか?

ほうじゃな。

まずは人の導線から外れとるいうんが大きいんじゃろうてな。

導線から外れてる?

ああ。

鎌倉駅から鶴岡八幡宮まではメインの参道を通っていくか、そこから一本外れた小町通りを通っていくかの2パターンがあるんじゃが、この墓はそのいずれからも離れとるんで、「ちょっとついでに」いう感じではないんよ。

なるほどな。

その上、鶴岡八幡宮の裏手に位置しとるけえ、そもそもここの存在を知らんいう人が圧倒的に多いんじゃと思う。

なんせふつうの住宅街の裏手にポツンとあるりさまじゃけえな。

で、その地元の人はどうなんでしょうか?
ほとんどいかんそうな。
マジかっ!!

ああ。

なんせこがいな石段をえっちらおっちら登っていかんといけんからな。

わりとしんどいで。

たしかに!!
これはしんどいな!!
ま、こればっかりはしょうがないところじゃろうてな。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色