25話③ 神戸の下町の味、うどんの「臼臼」

文字数 1,795文字

で、今回紹介するお店は?

おう、今日はせっかくじゃけえ、神戸の名店でも紹介しようかの。


今回行った店ってわけじゃねえんだよな?

うむ。さすがに今日の今日では無理じゃけえな。

そういうわけで今回紹介するのは新神戸駅の名店じゃ!

新神戸駅?
おう、新神戸は新幹線の駅のことじゃ。

ここにある「臼臼」さんが今回紹介する店なんじゃ!

なんの店なんだ?
うどん屋さんよ!
うどん?

おう、西の方はそばよりうどん文化での。

ここも御多分に漏れず、うどんがうまいいうことなんじゃ。


しかし新幹線の店って、手軽に済ませたもんだな……。

あほう!

新神戸の店は捨てたもんじゃないぞ。

むしろ新神戸駅は近場に異人館街とかあるだけに、外の方が観光客相手のお高いこじゃれた店が多いぐらいなんじゃ。

そうなんですか?


ああ、そういう店が一概に悪いとはいわんが、あまり地元の人が行かんような店は個人的には好きじゃないのう。
なるほどな。てめえがそこまで言うってことは、ここもさぞ旨いんだろうな?

おうともよ!

これがわしが食うた「ぼっかけうどん(840円)」じゃ!

ほう、これはなかなかのもんだな。
セットでごはんも頼まれたんですね。

おう!

ちとうどんだけじゃと足りんいうひとには、

「ご飯セット(+300円)」があるけえな。

ごはんは「鮭」「高菜」「ちりめん」から選ぶことができるんよ。

それにしても「ぼっかけ」ってなんなんですか?

ああ、そのことか。

「ぼっかけ」「牛スジ肉とこんにゃくを煮込んだもの」でな、神戸の下町、長田のあたりでは定番の家庭料理なんじゃ。

へ~、旨いのか?

これがしっかり味がしみとって旨いんよ。

これ単品でも居酒屋や小料理屋の一品にもなるんじゃが、

これをうどんにかけると「ぼっかけうどん」と呼ばれるものになるいう寸法なんじゃ。

なるほど。

けっこう応用がきくんですか?

ああ、焼きそばに混ぜて一緒に炒めれば「ぼっかけ焼きそば」にもなる。
まだいろいろありそうだな。

ある。

ただ、なぜか「お好み焼き」に混ぜるときだけ、「ぼっかけ焼き」とはいわず、

「牛スジ焼き」とか「すじ焼き」になるのが謎なんじゃがの。

それって、「ぼっかけ焼きそば」と混同されやすいからじゃないですか?
…………それじゃ!
いや、大抵の人はすぐ気づいてたと思うぞ。
………………そんなわけで、神戸の庶民の味が食える「臼臼」

ぜひみなさんも神戸に行かれた際は、その帰りにでも寄ってみてつかあさい!

無理やり締めやがったな……。
いたたまれなかったんでしょうね……。
レポ系はサブタイトルが検索に引っかかりやすいケースもあると思うのです。


ところで、「スマホだと更新しても新着の表示が開かないとでない」「新着欄にタイトルしか出ない」というのも対応してくれるとありがたいです。

まきえ先生、ためになる考察ありがとうございます!

ブラウザでブックマークは盲点でしたが、言われてみればその可能性は大いにあろうかと思います。


また、スマホユーザーの取り込みも目からうろこでしたわ。

こちとらかたくなにガラケーを使い続けてるせいか、そういうのにうといもので(笑)

今岡先生はご母堂からも「私だってスマホなんだから、そろそろあんたも使いなさい」と言われているのに、それでもガラケーにこだわっていますからねぇ。

仕事先でも自宅でも常にPCの前でなにかしらの文章うっとるんじゃけえ、せめて移動中ぐらいはそういうのから離れたいだけなんじゃ……。


>>スマホアクセスランキング

あと、これはおもしろいかもしれませんな。

どれだけ読者を楽しませるかというのは、サイト側・作家側共通の命題のようなものなので、この辺りは改善されるとありがたいですな。


>>検索に引っかかりやすい

なるほど、そういうのもあるんですな。

そういうのを視野に入れたタイトル作りも大事ですな。

わしの場合は……地方の店名ばかりなので、検索にひっかかるか微妙なところじゃといまさらながらに気づいてしまいました。

ニッチもええところじゃ……orz


>>だって味薄いんだもん。

うどんのだしは、西には西のよさがあり、東には東のよさがあるんで、なんともいえんところですのう。

ちなみに四国のうどんは有名なんで言わずもがなですが、九州のうどんもまた独特なんで、あれはあれでまたオススメでもあります。

西には西の、東には東のよさがあるように、九州や四国のうどんもまた旨いんで、機会があれば一度食うてみてつかあさい!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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