230話② 1500年の歴史がある福島の「磐椅神社」

文字数 638文字

で、今回はなにを紹介してくれるんですか?

ほうじゃのう。

1500年以上の歴史を持つ、福島の磐椅神社でも紹介しようかの。

……なんて読むんだ?
これは「いわはしじんじゃ」じゃの。
読みにくいですね。

まあ、それはしゃあないのう。

会津磐梯山の古い名前が磐椅山じゃったんで、そこから付いたんじゃけえな。

ただ、ここは樹齢800年以上の鳥居杉に根付いた山桜「えんむすび桜」やら、地下より湧き出る霊水「宝の水」なんかがあって、わりと縁起のええ神社なんで。

ほれ、こんな感じじゃな。

ほう、これは見事ですね!
たしかにいうだけはあるな!
しかし……
しかし?
なんでまたこんな大雪のタイミングでいったんです?

たまたまよ。

わしもまさかこんな大雪のタイミングでいく羽目になるとは思ってなかったわ。

それでもやめようって気にならねえんだな……

ならんのう。

ちなみにここは陸奥会津藩初代藩主・保科正之が信仰しとった神社で、深く帰依しとったそうな。

で、保科正之が「我死せば磐椅神社の末社となりて永く奉仕せん」と遺言を残したんで、この近くには保科正之を祀った土津神社もあるんじゃ。

どつじんじゃ?

違う違う。

これは「はにつじんじゃ」と読むんじゃ。

読みづれえよ!

まあ、そう言いなさんな。

そのぶん見ごたえは十分じゃけえ。

ほれ、こんな感じよ。

たしかに見ごたえはあるが……
それ以上に、雪がやはり気になりますね……

まあ、そこは雪が多い地域じゃけえ、ご愛嬌よな。

ほいじゃあ、次のページでは、同じ猪苗代町にある、うまいもんでも紹介しちゃろうかの。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色