113話①【変】日本三大祭りを誇る「大阪天満宮」

文字数 1,063文字

大阪市内の観光地いうたら、大阪城や道頓堀、通天閣あたりが有名どころじゃな。
遊園地ならUSJもありでしょうね。
水族館なら海遊館ってのもあるな。
じゃが、わしはそれ以外にも十分に目を向けるべきじゃと思うとる。
たとえば?

大阪天満宮とか、わりと捨てがたいと思うとるんよ。

また地味なところ、いったな……

おいおい。

地味とはなんじゃ、地味とは。

仮にも日本三大祭の1つ、天神祭が行われとる場所でもあるんで。

マジかっ!?
では、わりと由緒ある神社ってことなんでしょうか?

ほうじゃな。

日本三大祭りでもある天神祭自体、天暦5年(951年)から行われとる由緒あるものなんじゃ。

その祭りが行われとる大阪天満宮は、祭りの2年前の天暦3年(949年)に創建されとるけえ、そんじゃそこらの古さじゃあないんで。

ほんと古いな!!
ちなみに他の日本三大祭りってどんなものがあるんでしょうか?

他は京都の祇園祭と、東京の神田祭じゃな。

祇園祭は天神祭より100年ほど早く、9世紀にはその原型があったとされとる。

神田祭は起源が定かではないものの、大祭になったのは江戸時代からじゃといわれとるな。

そう考えると、天神祭の古さもかなりのものですね。

ほうじゃろ。

ほいじゃけえ、あのあたりには天満という地名が付けられとるんよ。

もしかして……

おう。

察しのとおり、天満宮から付けられとるわけじゃな。

すげえな!!

駅名としても、天満駅に残されとるわ。

ま、最寄り駅自体は、いまや大阪天満宮駅いうダイレクトなんがあるがのう。

これは天満駅の顔ハメパネルじゃな。
っていうか、こんな写真まで残してんのか!!

おう。

こういう顔ハメパネルは、それ自体おもしろいけえ、わりと撮っとったりするで。

ご自身ではやらないんですか?
一人で行って、どう撮れいうんじゃ?(笑)
誰かに頼むとか?

わしは自分で撮るんはええんじゃが、カメラ向けられるんは苦手なんよ。

なんか動いたらいけん気がして、固まってしまうんじゃ。

それでよく昔バンド活動なんかやってたな……

ライブやっとる時に撮られるんは平気じゃったんよ。

なんせ動いとるのが当たり前なわけじゃけえ、カメラなんかいちいち意識せんけえな。

同じような理由で動画撮られるんも、特に苦手いうのはないのう。

じゃあ、そのうち動画もチャレンジですね。

昔のバンドマン時代ならいざ知らず、

おっさん化したわしにそがいな需要ある気がせんがのう。

年齢相応の貫禄が出た上に、バリバリの広島弁じゃけえ、

テロップに「仁義なき戦い」って出るんがオチで。

ありそうだな……
なんか、あのテーマソングが聞こえてきそうですね……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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