186話① 異国情緒あふれる「長崎中華街」

文字数 869文字

昨日は長崎ちゃんぽんの名店を紹介しちゃったわけなんじゃが、そもそも長崎の中華街自体も紹介せんといけんじゃろうて。
日本三大中華街と呼ばれているんですよね?
一応はな。

一応?


ああ。

たしかに横浜中華街、神戸南京町中華街、長崎新地中華街が三大中華街じゃとされとるんで、間違うてはおらん。

ほいじゃが、規模感はだいぶ違うんで。

一番大きいのはどこなんだ?

街の規模でいうか、華僑の人口でいうかで変わってくるんじゃがな。

だいたいこんな感じになるかの。

規模「横浜 > 神戸 > 長崎」

人口「神戸 > 横浜 > 長崎」

どっちにしろ長崎が最下位か!!

うむ。

なので神戸や横浜の中華街イメージを持って、長崎中華街に行くとわりとガッカリするんで気を付けたほうがええな。

しかし、なんで横浜と神戸は、規模感と人口で逆転するんでしょうか?

ほうじゃな。

端的にいうと「横浜の華僑は、横浜中華街にそのまま住んどるんで、規模がでかい」「神戸の華僑は、神戸中華街にとどまらず、わりと神戸の街並みに溶け込んどるんで、中華街の規模自体は小さい」いう感じかの。

なるほど。
じゃあ、長崎はなんで規模感でも人口でも負けてんだ?
江戸時代の鎖国が影響しとるんかもしれんな。

鎖国が影響?


意外ですね。

江戸時代の鎖国時は、たしかに長崎の華僑は多かったんじゃ。

なんせ長崎の人口が7万人じゃったのに対して、華僑が1万にもおったそうなけえな。

マジかっ!!

ああ。

現在の横浜の華僑が6000人、神戸は1万人いわれとるけえな。

ってことは、いまの神戸並みか。

では、現在の長崎の華僑はどれぐらいなんですか?
4000人。
江戸時代の半分以下か!?

おう。

たぶん鎖国政策の放棄によって、神戸やら横浜に散っていったけえじゃろうな。

なので、長崎の中華街はそれ相応の規模いうことなんよ。

ほいじゃが、規模は小さいながらも、異国情緒が漂っておるんは変わらんで。

これがその長崎中華街よ!!

たしかに!!
中国感はあるな!!

ほうじゃろ。

そして昨日紹介したような名店もある。

なので、そういうグルメを楽しむ場所とわりきって行くんがオススメいうことなんよ。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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