250話① 410万アクセス達成 & 和歌山の古刹「紀三井寺」

文字数 1,229文字

前回の更新から、わずか数日での410万アクセス達成じゃな。

ありがたみがあるんだか、ないんだか……

ありがたみはあるで。

ほいじゃが、それと同様に戦々恐々としとるところもあるんじゃがの。

戦々恐々?

おう。

400万アクセスから410万アクセスまでが、わずか一週間のことじゃったけえな。

またさらに一週間で420万まで行ったらどうしようかぁ思うてな。

あるか?

そういうこと?

あってもおかしくはないのう。

なんせ昨日も1万3千アクセス、今日も1万5千アクセスじゃけえな。

マジだっ!

それでも到達したら、また更新はするんでしょ?

するじゃろうてなぁ。

さすがに毎日10万アクセスとかになりゃあ、また考えようがの。

それはさすがにないでしょ?

ない……と思いたいのう。

まあ、ほいじゃあ、早速今日の名所紹介といこうかの。

おいっ!

今しがた戦々恐々とか言っていたばかりじゃないですか!

もうちょっと戦々恐々らしくしろよ!

いや、戦々恐々とはしとるんで。

じゃが、それと今回の名所紹介はまた別もんじゃけえな。

そうかもしれませんが……

まあ、いいや。

で、今回はどこを紹介してくれるんだ?

ほうじゃの。

和歌山の古刹「紀三井寺」とかええかもしれんの。

ほう、立派そうな寺だな。

おう、立派も立派。

なんせ創建は、伝承によれば宝亀元年(770年)になるそうなけえな。

古っ!!

そんだけ古いと、いろいろ言い伝えなんかもありそうですね。

ああ。

寺の伝承では、唐の僧・為光上人(いこうしょうにん)が事の起こりなんだそうじゃ。

事の起こり、とは?

この為光上人が日本各地を行脚していた時、名草山(なくさやま)の山頂から一筋の光が発せられているのを見たんじゃと。

で、その光の元をたどって、名草山に登った為光上人が、そこで金色の千手観音を感得。

そしてそれにインスピレーションを得て、為光上人自らが十一面観音像を彫刻して、その彫った観音様を建立されたお堂に安置したんが、紀三井寺の起こりじゃといわれとるのう。

なるほどな。

でも、それならお寺の名前が「観音寺」とか「観音堂」とかでもいいような気がするんですが、お寺の名前はまた別由来なんでしょうか?

お、鋭いのう。

その通り、寺の名前は別の由来よ。

もともとは「紀州の三つの井戸の寺」で「紀三井寺」じゃけえな。

理由がシンプルだな!

名前の由来なんてものは、むしろそういうもんじゃて。

ちなみにここにあったのは、「吉祥水(きっしょうすい)」「楊柳水(ようりゅうすい)」「清浄水(しょうじょうすい)」という三つのありがたい霊泉でな。

いまでもちゃんと水が湧き出とるそうなで。

マジか!?

おう。

ほいじゃけえ、昭和60年(1985年)3月に環境庁(現在の環境省)が選定した「名水百選」にも選ばれとったりするけえな。

湧水が止まっとったら、選ばれるいうこともなかろうて。

たしかにな。

汲めどもつきぬ、ありがたい井戸水なんですね。

余談じゃが、うちの実家の水道も、いまだに井戸水を使っとるがの。

ありがたみが……


一気に消え失せたな……

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色