第655話 自分史

文字数 502文字

 来月には70代最後の誕生日を迎える。読書や日々の刺激から自分史を書いてみたくなった。いい機会だと前向きにとらえ、6月からゆっくりと楽しむ姿勢で過去を振り返っている。書くからには、できるだけ赤裸々に素直な気持ちで綴って行きたいと思っている。誰かに読ませるものではないし、先日読んだ石原慎太郎の「私という男の生涯」のようになればいいと思っている。



 今までの人生の総括として、人の一生、特に男の生涯は「仕事(金)」、「男と女(SEX)」、「楽しみ(趣味)」、とそれに付け加えるなら「家族(結婚)」でできているように思う。まあそれが妥当なところだろう。自分の人生で出会ったそれらのことを振り返るのもいいではないか。ざっと考えて、ほとんどが失敗や恥さらしの連続で、よくも今ここにあるのが不思議に思えてくる。その答えとしては、自分は「幸運」に恵まれたと言うことかもしれない。
 書き出すと面白いもので、次々に昔のことがよみがえってくる。約一ヶ月たって、今、大学をどうにか出て新入社員のころまでたどり着いた。これから「仕事」と「男と女」の登場だけれど、どこまで裸で書けるだろうか。一応、初恋編は無事なんとか終えている。



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