第412話 日本共産党

文字数 482文字

 日本共産党の選挙公約が新聞に載っていた。あまりにも国民にとって耳障りのいい言葉ばかりに驚いた。軍事費アップ反対、外交による平和、消費税反対、社会保障の充実、男女格差の是正、脱炭素、中小企業支援と大企業への課税、などなど。一見いい言葉ばかりが羅列されている。
 家庭も企業も国もバランスシートの中で成立するのが当然のことだが、あまりにも支出ばかりで、ではこの財源はどうするのかというものが全く見えない。収入があってこその支出だろう。共産党が国民に支持されないのはここにあるのだと改めて思った。国民は馬鹿ではないのだ。収支のバランスの考えられない要求は、それこそ絵に描いた餅になってしまう。「共産」という国民にとってのアレルギーになっている言葉をいまだに党名に使っている限り、よほど頭の固い連中なのだと思ってしまう。


   北海道の思い出

 共産党は、商店主や困窮者にとって親身になってくれる党であるという側面もある。決して全面反対ではないけれど、もう少し全体のバランスを考える必要があるのではないだろうか。共産といえば、ロシアや中国のことがすぐに頭に浮かんでしまうのだ。


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