第394話 名作

文字数 438文字

 このところ、いい本や映画に出合っている。楽しいし、嬉しいし、心が少し暖かくなる。できることなら、そんな日々を積み重ねたいけれど、そういうわけには行かない。でも、その方向へ少しは努力すべきだろう。



 「踊り子と将棋指し」、「自分さがしの旅」、そして今は「海と月の迷路」を読んでいる。いい本ばかりだ。本の主役はやはりその作者だろう。作者の人間性がそこに投影されているからだろう。一昨日と昨日は名画の「グッド・ウイル・ハンティング」と「ペリカン文書」を見た。「グッド・ウイル・ハンティング」は二回目だが、いいものは何回見てもいいのだ。逆に映画の方は、演じた役者による影響が大きいだろう。だから、主演男優賞や主演女優賞、助演賞が脚光を浴びるのだろう。ロビン・ウイリアムズ、デンゼル・ワシントン、ジュリア・ロバーツ、三人とも好きな役者だ。残念なことに、ロビン・ウイリアムズは、お酒と欝などの病気で縊死している。成し遂げた仕事と個人の幸せにはあまり相関関係がない。人生の不思議なところだ。



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