第23話 起承転結
文字数 566文字
文章を書く基本に、誰もが知っている、起承転結がある。作文を綴ったり、エッセイのようなものを書きたいと思ったときは、先ず白紙の紙に、起、承、転、結とスペースを空けて書く。そして、もう一枚の紙に、書きたいテーマに関連する事象や考え、思いついたこと、経験、書きたい言葉などを落書きのように手当たりしだいに書いていく。次に、書き出しと粗方の結末を考えて、起承転結に当てはめていく。そんなやり方が僕のやり方だった。それが当たり前だと思っていたし、そうするように教わったように思う。そうしなければいけないと思い込んでいた。なので、そのやり方をずっと続けてきたわけだ。
しかし、二ヶ月ほど前に、そんなやり方では面白みに欠ける文章しか書けない、とのコメントをどこかで読んだのだ。なるほどと、その時、ある種の青天の霹靂、衝撃を受けた。あらかじめ結論が決まっていたなら、それに合わせて書くしかない。もうその時点で文章は完結してしまっている。枠にはまってしまっているのだ。
ではなくて、大まかなテーマだけを考えておいて、先ずは書き出す。そして試行錯誤を加えながら、どう結論付けられるかもわからず、頭をひねり倒す。そんなやり方のほうが、読む方にとっては面白みもあり、予想外の展開になるかもしれない。自分の枠を超えてやれ!
で、今はそのやり方に代えている。
しかし、二ヶ月ほど前に、そんなやり方では面白みに欠ける文章しか書けない、とのコメントをどこかで読んだのだ。なるほどと、その時、ある種の青天の霹靂、衝撃を受けた。あらかじめ結論が決まっていたなら、それに合わせて書くしかない。もうその時点で文章は完結してしまっている。枠にはまってしまっているのだ。
ではなくて、大まかなテーマだけを考えておいて、先ずは書き出す。そして試行錯誤を加えながら、どう結論付けられるかもわからず、頭をひねり倒す。そんなやり方のほうが、読む方にとっては面白みもあり、予想外の展開になるかもしれない。自分の枠を超えてやれ!
で、今はそのやり方に代えている。