第450話 橋下徹

文字数 410文字

 松井一郎が日本維新の会の代表を退いた。次の代表戦が今行なわれようとしている。もうこれで、橋下、松井、吉村の維新のラインは完全に消滅したのだろうか。自分の中では、元来、維新は橋下というイメージがいまだに強い。政界を一時退いて、そのあとを松井が守り、時機を見て橋下の再登板というイメージを持っていたが、これで完全にその線は無くなったのだろうか。吉村も松井のあとをやらないし、これで完全消滅ということなのか。


   東京スカイツリーから

 橋下にしてみたら、大阪都構想への二回の大阪府民からの拒否がよほどこたえたということか。政界のリーダーになれないのであれば、外野で好きなことを言っているほうが、実利的にも得策と考えたのだろうか。政治の世界の闇に、魑魅魍魎に嫌気がさしたということか。分からない。
 あの2008年の大阪府知事戦の演説の凄さを聞いたものとしては、何か釈然としないものがある。ドライな彼ならではの決断なのだろうか。


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