第568話 今年の目標
文字数 636文字
遅ればせながら今年の目標が決まった。例年、正月早々には頭で考えたその年の具体的な達成目標が出来ていた。それで安心して前に進むことが出来ていたような気がする。しかし、振り返るとその目標を完全に達成することが出来ないばかりか、途中で目標が忘れ去られることも多かった。で、今年は目標選びをからだの中から自然に発生するまでじっと何もせずにいた。するとこの数日、今年は具体的な目標というものではなく、一つの考え方として、日々の指針のようなものが浮かび上がってきたのだ。
これも玄関?
それは「概念の世界で悩まない」一年にしようというものだった。具体的にいうと、思考の基準を概念的な世界から遠ざかってみようということだ。例えて言えば、人は<幸せになりたい>考える生き物だ。しかし、ではあなたの幸せとはなんですかと問われると、はっきりと答えられる人はいない。結論からいうと、幸せの実態というものはないし、人によって違うのだ。はっきりいうとないものねだりをしていることになるのだ。高齢の今ままで、ずっとないものねだりをしてきたことに気がついた。だから、今年は具体的な何々というのではなく、次々と浮かびあがってくだろう概念的な世界から脱出することを目標としようと思ったのだ。
幸せ、不動の心、平和、健康、成功などなど様々な欲しいと思う目標は、ほとんどが概念の世界の話だ。だから今年は、ないものねだりなんかせずに行こうと思ったのだ。こんな目標もあっていいのかもしれない。
立派な玄関
これも玄関?
それは「概念の世界で悩まない」一年にしようというものだった。具体的にいうと、思考の基準を概念的な世界から遠ざかってみようということだ。例えて言えば、人は<幸せになりたい>考える生き物だ。しかし、ではあなたの幸せとはなんですかと問われると、はっきりと答えられる人はいない。結論からいうと、幸せの実態というものはないし、人によって違うのだ。はっきりいうとないものねだりをしていることになるのだ。高齢の今ままで、ずっとないものねだりをしてきたことに気がついた。だから、今年は具体的な何々というのではなく、次々と浮かびあがってくだろう概念的な世界から脱出することを目標としようと思ったのだ。
幸せ、不動の心、平和、健康、成功などなど様々な欲しいと思う目標は、ほとんどが概念の世界の話だ。だから今年は、ないものねだりなんかせずに行こうと思ったのだ。こんな目標もあっていいのかもしれない。
立派な玄関