第445話 JRの赤字路線と人体

文字数 405文字

 JRの赤字路線拡大が問題になっている。このたびのコロナ感染による影響が拍車をかけているのだ。赤字路線の切捨てか、代替案の導入か議論が行方が注目される。地方の足をスパッと切り捨てることはできない。公共性が高い問題だけに、市場原理だけではこの問題を処理できないのだ。


    東京駅

 こういう問題を考える時、自分はいつも人体との比較で想像してみることがある。交通機関は、人間の血管網と例えることができる。人間は、からだの末梢の隅々にまで血液は送られことによって生きることができる。それが少しでも滞ると、その部分はすぐに壊死してしまう。
 からだには一定量の血液(体重の13分の1、体重60キロであれば血液は約4.6リットル)しかない。しかし、時と場合を様々な方法で、一定の血液を見事に振り分けて人体に支障が出ないようにできている。なんと凄いことなのだろう。この人体システムを人間は参考にすることができないのだろうか。


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