第422話 デジタルの罠
文字数 501文字
何という時代になったのだろう。MLBの試合、ベンチで次の打席を待つ選手たちがタブレットに食らいついている。スポーツとは真逆のはずなのに、みんながデータを見ているのだろうか、異様な風景だった。
スポーツも将棋も、ビジネスも生活のあらゆるシーンに、デジタルが当たり前になっている。端末のスマホやタブレットは欠かせないツールになのだ。彼らにたよれば全てが見えてくるのだろうか、答えが得られるのだろうか。時代と言ってしまえばそれまでだが、何だか違うような気がする。
久しぶりの祇園祭が
だってそうじゃないか。大地震や津波、台風、山から濁流、そんなときにデジタルは役に立ったのだろうか。何度も裏切られているのに、人々は懲りない。たよりにしていたKDDIの不調で全てが狂ってしまった。ちょっとしたミスでスマホやAIは全てがパーになってしまう。デジタルの世界に隠れた大きなもろさに、人はもうそろそろ気付くべきではないのだろうか。デジタルは人が管理に使うものであって、管理されるためにあるのではない。
国がしゃかりきになって推し進めようとしているマイナンバーカード、これもデジタルによる国民のデータの収集なのだ。
スポーツも将棋も、ビジネスも生活のあらゆるシーンに、デジタルが当たり前になっている。端末のスマホやタブレットは欠かせないツールになのだ。彼らにたよれば全てが見えてくるのだろうか、答えが得られるのだろうか。時代と言ってしまえばそれまでだが、何だか違うような気がする。
久しぶりの祇園祭が
だってそうじゃないか。大地震や津波、台風、山から濁流、そんなときにデジタルは役に立ったのだろうか。何度も裏切られているのに、人々は懲りない。たよりにしていたKDDIの不調で全てが狂ってしまった。ちょっとしたミスでスマホやAIは全てがパーになってしまう。デジタルの世界に隠れた大きなもろさに、人はもうそろそろ気付くべきではないのだろうか。デジタルは人が管理に使うものであって、管理されるためにあるのではない。
国がしゃかりきになって推し進めようとしているマイナンバーカード、これもデジタルによる国民のデータの収集なのだ。