第352話 LGBT

文字数 668文字

 LGBTをあつかう映画やテレビが急増している。人間の多様性の問題を認めていこうとする流れなのだろう。今では「おかま」と呼ばれた人たちがテレビに当たりまえに登場し、人気を集めているし、テレビ局にとっては欠かせない人物にもなっている。そういう人達のほうが、逆側の性に近い考えを持っているのだろうことは理解できる。以前は、LGBTの語の意味もよく知らなかったし、様々な人がいるのだなと認めるしかない。ただ、一般的には少数なのだろうし、少数だからこそ世の中に特異なものとして話題にもなるのだろう。昨日、何も知らずにアマゾンで「リスタートはただいまのあとで」という映画を見た。強烈に描いたものではないけれど、こういうことも現実には当然のこととしてあるのだろうと思う。無作為に映画を見ているが、最近ではよくある主題の一つだ。差別をあつかったものも同様だ。



 ずっと前に、レズビアンやゲイなどのことが話題になり始めたときに考えたことがある。男も女も様々なタイプが世の中には存在する。強烈に男らしい男から始まって、おんなに近いのではと思える男まで、この世の中には色んな男がいるし、それを理解できる。女も同様であろう。男まさりという言葉は、昔からある。それが当たり前の現実だし、それを肯定や否定をしても仕方がない。それが人間の姿の間違いない一面でもあろう。それが、いまや隠されることなく、公に認められるようになってきたということだろう。人間には分からないことが一杯あって、それが時代と共に解明され、公になりつつあるのだろうか。


   ウオークで見かけた花々

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