第335話 負ける日
文字数 692文字
昨日から今朝にかけて、応援するものが負ける日だった。一番目に負けたのは自分。もうひとりの自分は冷静を装っていたのに、あえなく逆襲にあってしまった。先週に宿敵に3連勝した将棋、今回は強烈なしっぺ返しであえなく三連敗を喫した。先週の屈辱が相当に悔しかったのだろうことを教えてくれた敗戦だった。
帰途の車の中で、阪神の屈辱の1勝11敗を聴く。両目が開くのには、打線が爆発するしか連敗止める手段がない。あまり負け続けると、気の早いファンは矢野休養を言い出すかもしれない。
次に、長く待ち続けた村田とゴロフキンの試合を、からだを揺らしながらテレビ観戦。アマゾンプライムが生きた。試合は村田本人があとで言っていたように、ゴロフキンが一枚上だった。あの筋肉マンのようなからだは伊達じゃない。あの村田の強烈なパンチをアレだけ浴びたのにびくともしていない。ゴロフキンという名前は本物だった。セコンドのタオルはグッドジャッジだった。もし止めていなければ、村田の第二の人生に大きな損傷を与えたかもしれない。
最後の敗戦は、今日の早朝にまさかのマスターズ連覇と期待した松山の敗戦だった。体調が万全でも勝てないマスターズ、精神面だけの奮闘で勝てる試合ではやはりなかった。ムービングデイに崩れたり。去年はこのムービングデイが勝たせてくれたのだ。
勝負ごとは、アマからプロまで一つ間違えるとどうしようもなくなってしまう。勝負ごとが嫌いではない自分にとって、何度そんなことを体験したことだろう。でも、負けるから将来の勝利もあるのだろう。ふと、スティーブマックイーンのシンシナティキッドのラストシーンがよみがえった。
帰途の車の中で、阪神の屈辱の1勝11敗を聴く。両目が開くのには、打線が爆発するしか連敗止める手段がない。あまり負け続けると、気の早いファンは矢野休養を言い出すかもしれない。
次に、長く待ち続けた村田とゴロフキンの試合を、からだを揺らしながらテレビ観戦。アマゾンプライムが生きた。試合は村田本人があとで言っていたように、ゴロフキンが一枚上だった。あの筋肉マンのようなからだは伊達じゃない。あの村田の強烈なパンチをアレだけ浴びたのにびくともしていない。ゴロフキンという名前は本物だった。セコンドのタオルはグッドジャッジだった。もし止めていなければ、村田の第二の人生に大きな損傷を与えたかもしれない。
最後の敗戦は、今日の早朝にまさかのマスターズ連覇と期待した松山の敗戦だった。体調が万全でも勝てないマスターズ、精神面だけの奮闘で勝てる試合ではやはりなかった。ムービングデイに崩れたり。去年はこのムービングデイが勝たせてくれたのだ。
勝負ごとは、アマからプロまで一つ間違えるとどうしようもなくなってしまう。勝負ごとが嫌いではない自分にとって、何度そんなことを体験したことだろう。でも、負けるから将来の勝利もあるのだろう。ふと、スティーブマックイーンのシンシナティキッドのラストシーンがよみがえった。