第7話 阪神・巨人戦、2000試合目

文字数 393文字

阪神・巨人戦、2000試合目のゲームを見た。伝統の一戦、記念となる試合だ。好調の阪神が今年優勝するためには、この一戦が一つの重要な試合になるのではと思って見ていた。好調の原因の一つには、ルーキー佐藤輝明の活躍が大きい。阪神は、この試合に勝って巨人を今のうちに引き離しておきたい。
 ゲームは、その佐藤の活躍によりリードしたゲームを中盤に逆転され、巨人が逃げ切った。最終回の攻撃は、マルテが同点打を放ち、佐藤が勝ち越し打を決める予定だった。しかし、それは正夢に終わり、巨人の伝統と無言の威圧感に負けてしまった。菅野と阪本を欠いても、この粘りの強さが巨人にはある。阪神が久しぶりの優勝を手にするためには、まだまだいくつもの壁があるだろう。この一戦はそのうちの一つを逃がしてしまったように思えた。戦いは今からだ。優勝への最大のカギは、桁違いの破壊力を誇る怪物ルーキー佐藤の活躍が必須条件だ。
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