第537話 藤井聡太という不思議
文字数 433文字
テレビの画面に大きく映し出される藤井聡太を見ていて、何とも不思議な気がした。弱冠20歳、この落ち着きはどこから生まれているのだろう。この集中力はどうやって養われたのだろう。この堂々とした立ち居振る舞いはどのようにして身につけたのだろう。
この道を何度歩いたことだろう
自分の20歳の時をどう過ごしていたのだろうと振り返ると、あまりにもその大きな違いに愕然とする。藤井が今の状況を作り出せたのは、ただ一つのことに集中した結果なのだろうと思う。たったそれだけのことだが、人間の一点に集中する力は、これだけ大きなことを生み出すのだ。素直に驚くほかはない。
自分の場合、当時は大学近くの雀荘に友人たちと入り浸っていたような気がする。何とも無為な日々を過ごしていたのだ。全く中途半端な時を過ごしていたのだろう。いい加減な自分なのだったと思う。といって、いまさらそれを反省しても意味はない。
人が一極に集中することは誠にすばらしいことなのだと改めて思う。
清荒神参道
この道を何度歩いたことだろう
自分の20歳の時をどう過ごしていたのだろうと振り返ると、あまりにもその大きな違いに愕然とする。藤井が今の状況を作り出せたのは、ただ一つのことに集中した結果なのだろうと思う。たったそれだけのことだが、人間の一点に集中する力は、これだけ大きなことを生み出すのだ。素直に驚くほかはない。
自分の場合、当時は大学近くの雀荘に友人たちと入り浸っていたような気がする。何とも無為な日々を過ごしていたのだ。全く中途半端な時を過ごしていたのだろう。いい加減な自分なのだったと思う。といって、いまさらそれを反省しても意味はない。
人が一極に集中することは誠にすばらしいことなのだと改めて思う。
清荒神参道