第618話 金婚旅行
文字数 442文字
先月の末、29日から31日まで四国への金婚旅行に出かけた。かなりハードなものだったが、ほぼ充実した旅だった。鷲羽山、琴平さん、大歩危峡、にこ淵、沈下橋、足摺岬、桂浜、牧野植物園のコースとてんこ盛りで、ツアー参加の老人たちにはきつめだったが、一人の落伍者も出さなかった。旅館に帰れば、阪神・オリックスのシリーズも見なくてはならない。幸いなことに31日はわが阪神がボロ負けで、試合終了まで自分の眼は持ちこたえられず、自動睡眠の寝落ちだった。
このようなバスツアーの最大の特徴は、老いを感じさせない女性陣のおしゃべりだ。ほとんどの男どもはバスの中は眠りこけるための時間だ。我々のような熟年夫婦とおしゃべり、食欲旺盛の女性グループ軍団のツアーだった。今の世の通例、平均寿命や健康寿命の女性優位がこんなところにもあふれていた。
我が嫁も膝の痛みは少しあったのだが、旅を終えて帰宅するまでおおむね機嫌が麗しかった。それだけでも良しとしておこう。
帰りのバスの中から撮った夕日はきれいだった
このようなバスツアーの最大の特徴は、老いを感じさせない女性陣のおしゃべりだ。ほとんどの男どもはバスの中は眠りこけるための時間だ。我々のような熟年夫婦とおしゃべり、食欲旺盛の女性グループ軍団のツアーだった。今の世の通例、平均寿命や健康寿命の女性優位がこんなところにもあふれていた。
我が嫁も膝の痛みは少しあったのだが、旅を終えて帰宅するまでおおむね機嫌が麗しかった。それだけでも良しとしておこう。
帰りのバスの中から撮った夕日はきれいだった