第328話 絶不調の将棋
文字数 486文字
このところ、将棋の調子が悪い。負けが込んでいてどうしたらいいのか分からない状況だ。勝てばうれしいが、負ければ悔しい。負け続けると落ち込んでしまう。少し億劫な気持ちを感じながら、公民館に向かった。ただし、今日の将棋は楽しむ、納得の行く手を指すことだけを優先しようと思った。勝敗は結果で、二の次だ。
いつもの好敵手になんと3連勝。あまり過去に無かったことだ。やはりショックだったのか、即、帰宅された。次に、今まで一回も勝てなかった相手に、終盤に少し無理攻めであったが、何とか初勝利。いつもいいところまでは行くのだが、終盤粘られての悔しい敗戦ばかりが続いていたのだ。そのあと、もう一人の強者に挑んだが、肝心なところでミスをして逆転負け。
でも、あれほど自信喪失の中での対戦だったが、会心の将棋を指せた。やはり、戦う前の気持ちが一番大事であることを改めて気付かされた。勝敗の前にベストを尽くす、楽しむことが一番重要であるのだ。何事も謙虚であることが、心構えの基本なのだろう。やる前から相手を見下したり、苦手意識を持ったり、意味のないことをあれこれ考える愚を、少し学んだ気がする。
いつもの好敵手になんと3連勝。あまり過去に無かったことだ。やはりショックだったのか、即、帰宅された。次に、今まで一回も勝てなかった相手に、終盤に少し無理攻めであったが、何とか初勝利。いつもいいところまでは行くのだが、終盤粘られての悔しい敗戦ばかりが続いていたのだ。そのあと、もう一人の強者に挑んだが、肝心なところでミスをして逆転負け。
でも、あれほど自信喪失の中での対戦だったが、会心の将棋を指せた。やはり、戦う前の気持ちが一番大事であることを改めて気付かされた。勝敗の前にベストを尽くす、楽しむことが一番重要であるのだ。何事も謙虚であることが、心構えの基本なのだろう。やる前から相手を見下したり、苦手意識を持ったり、意味のないことをあれこれ考える愚を、少し学んだ気がする。