第133話 敬老の日
文字数 453文字
今日は敬老の日だという。老人を敬愛し、長寿を祝う日というのが趣旨のようだ。老人とは、いちおう65歳が基準のようだが、今の平均寿命からするとまだ約20年は残っている計算になる。
父や母が存命中は、両親を見て敬老の日を認識していたように思う。気が付けばいつの間にやら、家族の中で最高の年齢となってしまったというのが正直なところだ。と言って、息子たちから改めて連絡もないし、そのためのアクションなんて欲しくもない。めでたくなんか全くないのだ。急速に平均寿命が伸びている現在にあっては、敬老の日の意味はどこにあるのかわからない。
いちおうの平均寿命までの20年を、有効かつ充実して生きていくのはそれほど簡単なことではないと思う。体力面、精神面、経済面、全てにわたって低下していくことは間違いないからだ。企業においても、65歳以上の雇用促進が努力義務となっっているけれど、スムーズに拡充するとは思えない。
どちらにしても、自分の人生は自分で切り開いていくという覚悟が必要なことは言うまでもない。
<中山寺>
父や母が存命中は、両親を見て敬老の日を認識していたように思う。気が付けばいつの間にやら、家族の中で最高の年齢となってしまったというのが正直なところだ。と言って、息子たちから改めて連絡もないし、そのためのアクションなんて欲しくもない。めでたくなんか全くないのだ。急速に平均寿命が伸びている現在にあっては、敬老の日の意味はどこにあるのかわからない。
いちおうの平均寿命までの20年を、有効かつ充実して生きていくのはそれほど簡単なことではないと思う。体力面、精神面、経済面、全てにわたって低下していくことは間違いないからだ。企業においても、65歳以上の雇用促進が努力義務となっっているけれど、スムーズに拡充するとは思えない。
どちらにしても、自分の人生は自分で切り開いていくという覚悟が必要なことは言うまでもない。
<中山寺>