第463話 宗教

文字数 460文字

 宗教は広辞苑において「神または何らかの超越的絶対者あるいは神聖なものに関する信仰・行事」と捉えられている。宗教には様々な功罪や議論、考えがあるだろうが、根本のところは人間の持つ弱さが求めたものであるような気がする。
 超越的な力や現象が、信者増大のきっかけであっただろうし、時の権力者はその力を利用したこともあっただろう。しかし、その真偽のほどは今になっては分からない。今回の統一教会の問題にもあるように、一つ間違えばその人の人生を狂わしかねない側面もある。「信じる」という人間の持つ行いには、理屈を超えたものが存在する。あのはるか昔に見た「十戒」の海が割れるシーンはいまだに忘れることができない。


   朝早く、馬篭に行ったことがあった

 大きな疑問がある。超越的あるならば、なぜ宗教はその力をもって今回のコロナを終息できないのか、弱い人間同士の戦いである戦争を絶滅させることができないのか問いたくなってくる。
 宗教や霊能力は、自身の人生にも大きな影響を与えた。その経験を元に考えれば、いつもその大きな疑問が残ってしまう。


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