第630話 とんでもない男

文字数 450文字

 この男のスケールには戸惑ってしまう。いいと思ったことは躊躇なく取り入れ実行する。ドジャースと共同で100万ドル(約1億4000万円)という桁違いの金額の能登地震への寄付だ。多くを稼いでいるからという単純な発想や理由ではないだろう。自分でやりたいと思ったことを形にしたらこういうことになったのだろう。



 なんだか日本国政府の支援や有名人の支援金額がちっぽけに見えてしまう。このことに対する世間の反動なんてことを考えはなからないのだろう。「あこがれることはやめましょう!」に何か共通するものを感じる。彼が支援に立ち上がれば、企業や個人も含めて追随する人は無尽蔵に増えるだろう。リーダーとはそういう人のことをいうのだろう。
 なんだか派閥争いに明け暮れる日本の政治家が馬鹿らしくさえ見える。こんな人が将来の日本を引っぱるリーダーになってくれたらなんてことを夢想してしまう。同盟国アメリカでは元映画俳優の二人が大統領になっているのだ。とんでもないことが起こるかもしれない。


  大谷は小児支援団体にも寄付している



ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み