第336話 気の持ち方
文字数 449文字
気の持ち方を安定させるのは難しいことだ。一日中気分よく暮せたらと思うのだが、そう簡単にできることではない。自分の周りに生じることやメディアからの刺激によって、心がふらふらと動く。心コロコロと言うが、本当にそうなのだ。嫌なことがあっても、心の持ち方でそれを克服できるというけれど、なかなかそうは行かない。
老年になって、幸いなことに大きな悩みを抱えることもなく暮している。なのに気持ちよく日々を送るのは至難の業なのだ。なぜだろうと思う。スポーツ選手が、勝負に勝つために、平常心を保つためにメンタルトレーニングをするという話をよく聞く。やはり、気の持ちようを安定させるためには、何らかの精神的なトレーニングが必要なのだろう。心は何もしないと、からだと同じで楽なほうへ、怠惰なほうへと流れていくものなのかも知れない。心もからだも、自らを律する必要があるのだろうが、誰にでもできることではない。
そういえば、四六時中ニコニコ、幸せいっぱいの人を見たことがない。そんな人はいないのだ。
川西源氏祭りから
老年になって、幸いなことに大きな悩みを抱えることもなく暮している。なのに気持ちよく日々を送るのは至難の業なのだ。なぜだろうと思う。スポーツ選手が、勝負に勝つために、平常心を保つためにメンタルトレーニングをするという話をよく聞く。やはり、気の持ちようを安定させるためには、何らかの精神的なトレーニングが必要なのだろう。心は何もしないと、からだと同じで楽なほうへ、怠惰なほうへと流れていくものなのかも知れない。心もからだも、自らを律する必要があるのだろうが、誰にでもできることではない。
そういえば、四六時中ニコニコ、幸せいっぱいの人を見たことがない。そんな人はいないのだ。
川西源氏祭りから