第278話 睡眠法

文字数 518文字

  草笛光子さんが、歳を取ると眠るのが難しくなると言っていた。まことに実感する言葉だ。彼女のように日々を忙しく生きる人にとっても、睡眠に悩んでいるのだ。自分などは、たまに遠方へ出歩いた日は、ぐっすりと眠り込んでしまうのだから、睡眠の質が違うのかもしれない。




 自分の睡眠を妨害しているものは、夜間の頻尿だ。尿意で目が覚めると、もう我慢ができず何度もトイレに行くことになる。その間、1時間の時もあれば、2、3時間の時もある。いつも変な夢と尿意で起こされる。
 自分なりの工夫を重ねている。千年灸をする。つぼに刺激を与える。ウオークを二回にしたり、夜はできるだけ遅くまで起きようと努力する。でも、なかなか落ちついてはくれない。そうはやっていても、夕食後に足を布団の中に突っ込むと睡魔が襲ってきて眠ってしまい、夜中に起き出してテレビを見たり、読書をしたりする。こんな方法もいいのかなと思ってみる。
 いまだにスーパーな睡眠方をまだ見つけ出せていないのだ。これも自分の課題である「ねばならない」「こうあるべき」の一つかもしれないとも思う。まあ、あまり深刻に悩まないで、楽しみながら何か自分流の「新手」を編み出せればと思っている。


  福知山城と明智光秀

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