第145話 そば(蕎麦)の味

文字数 560文字

 昨日のウオーキングの途中でそば畑を見かけた。近くにおりながら、猪名川町がそばの名産地であることを知らなかった。今がそばの満開の時期で、11月収穫、12月には新そばが食べられると町のホームページに紹介されていた。忘れなければ、今年は新そばを買って食してみようと思う。
 
 そば好きだという言う人は多い。自分でそば打ちをする人の話もよく聞く。ただ自分はそばの味がもう一つよくわからない。そばそのものの味がよくわからないのだ。そば特有の微妙な差があるのだろう。はっきり言って、そばだしの味や薬味で決まると思っている。自分は味音痴なのだろうか。個人の味覚はそれぞれ違いがあるようだ。しかし、自分は食道楽で旨いものを少しは分かっているつもりだし、それはそれでいいような気もする。
 同じことがワインや日本酒にも言える。どれを飲んでもそれほどの差は感じない。甘口、辛口程度のことはわかる。残念ながら、一本何十万のワインや獺祭をいまだに飲んだことがないので、えらそうなことが言えるわけはない。そういう高級なものは、その場の雰囲気やイメージで大きく印象付けられることも多いのではと思う。
 でも、ウイスキーだけは少しわかる。18年物のマッカランは美味かった。あの味はいまだに忘れられない。ウイスキーは寝かせれば寝かせるほど美味くなるようだ。



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