第201話 夜間頻尿

文字数 622文字

 歳を重ねると今まで恥ずかしくて口出すのもはばかれたことが、だんだんとそうではなくなってくる。いいことか悪いことか分からない。ある意味、自分に正直になっているのかもしれない。歳を行ったということだろう。その一つが夜間頻尿だ。




 もう五、六年は続いている。昼間は何ともない。たまらず泌尿器科に行った。でも、何か薬剤に違和感があり、なので止めた。テレビで見ない日がないそのための和漢の生薬なども全て試した。でも、これははっきり言えば、商売のための宣伝だと気づいた。百人の内、二三人でも効けば効いたことになる。そんな世界なのだ。高齢者をあてにしたコマーシャルの何と多いことか。NHKの「ためしてガッテン」もやった。今でも膝サポーターはやっている。これも期待薄。




 先日、グランドゴルフの先輩が足指の指圧のツボヲを教えてくれた。「騙されたと思ってやってみな!」との言葉に素直に従った。その場所を指圧すると猛烈に痛い。もう一週間はやり続けている。少し効果が見える。これは、古来から伝わる中国伝来のもの。中国は嫌いだが、効けばいい。ふと「千年灸」を思い出した。これもその類だ。ヨガや気や瞑想などを過去に試したこともあり、それなりに自分にはその方面への信頼が高い。早速取り寄せ、指圧と併用して続行中。

 ひどい時には一時間おきに起きていたものが、二時間、三時間、時には四時間になったりする。嬉しい。体調や気候の加減もあるが、効果は出ている。今のところこんな按配だ。



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