第542話 力の支配

文字数 401文字

 今朝も再びの北朝鮮からの弾道ミサイルの発射があった。その理由は、推測はあるものの、金正恩の真意は分からない。どちらにしても、このところの世界の乱れ方には大きなひずみを感じる。
 先進国と後進国の較差が縮まっているのに比べ、民主主義国と強権主義国との違いがはっきりとしてきている。我が国で得られる情報は、どうしても民主主義国の都合によるものように思える。はたして本当のところはどこにあるのだろう。この較差と違いを埋めるような国際会議は、何も決められない状況が続いている。誰にも決められない、誰もが従おうとしない。この暗中模索の状況はしばらく続きそうな気配だ。


    穴太衆による石組み

 圧倒的優位を誇ったアメリカの力が落ちてきているのと並行して、中国の力の支配が増大しているという理由もあるだろう。しかし、力の支配には限りがある。ここは、両国が話し合うことが何よりも大事な時期に来ているのだと思うのだが。



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