第137話 大竹まこと
文字数 523文字
朝ウオークの友は、ほとんどNHKの聞き逃しとラジオ深夜便だ。こんなものがタダで聴けるのを見逃す手はない。ただ例外が二つある。一つは第81話で書いた木村多江の「サウンドライブラリー」と、もう一つは「大竹まことゴールデンラジオ」だ。大竹のこの番組は彼の人間性が声に出ていて好きなのだ。
多彩なゲストが登場するメインディッシュの放送アーカイブを時に聴く。ゲストの本音をうまく引き出せていて面白い。今どき、局の意向のままに作られる番組が多い中では、けっこう異色だと思う。
今日聴いたのは「コロナ狂騒禄」を書いた海堂尊と中村メイコの二つ。海堂尊の「チームバチスタ」は医者が書いていることもあって、人気が高い。この人、本当に医者をやりながら、いつ書くのだろうかと思ってしまう。今回のコロナ騒ぎを医者の側から書いた「コロナ狂騒禄」は、一度読んでみたいと思っている。
87歳の中村メイコが元気な声で今も現役で頑張っている。彼女が16歳のころにアルバイトしていた雑誌社で、吉行淳之介に熱烈な恋をし、そのラブレターだけはいまも捨てられないという話は、久しぶりに聞いた美しい話だった。ちょうど今、NHKのBSで「あぐり」の再放送を見ているので、とりわけ興味深かった。
多彩なゲストが登場するメインディッシュの放送アーカイブを時に聴く。ゲストの本音をうまく引き出せていて面白い。今どき、局の意向のままに作られる番組が多い中では、けっこう異色だと思う。
今日聴いたのは「コロナ狂騒禄」を書いた海堂尊と中村メイコの二つ。海堂尊の「チームバチスタ」は医者が書いていることもあって、人気が高い。この人、本当に医者をやりながら、いつ書くのだろうかと思ってしまう。今回のコロナ騒ぎを医者の側から書いた「コロナ狂騒禄」は、一度読んでみたいと思っている。
87歳の中村メイコが元気な声で今も現役で頑張っている。彼女が16歳のころにアルバイトしていた雑誌社で、吉行淳之介に熱烈な恋をし、そのラブレターだけはいまも捨てられないという話は、久しぶりに聞いた美しい話だった。ちょうど今、NHKのBSで「あぐり」の再放送を見ているので、とりわけ興味深かった。