第541話 バイオリズム

文字数 375文字

 自分の思うように行かないのも人生の一部なのだと思う。今月に予定していた紅葉のバス旅が、人員不足で中止との案内がくる。家内はがっくり。いい季節になったので、さらにグランゴルフの腕を磨こうと思っていたら、痒いかゆいで、グリップすら満足にできず、集中力が分散力になり、自分に腹が立つ。スポーツに、行楽にと、いい季節を楽しもうと思っていたのに全く思うようにならない。世の中はそんなことの繰り返しかもしれない。本当に苦あれば楽ありなのだ。


   神戸の好きな洋館

 コロナの発生から終息までのカーブのように、普通のときから最悪を経て最善へと繰り返す。何事も全てそんな波の中にあるのかもしれない。個人もそうであるように、世界の国々もそのような曲線の中に存在しているように思える。ハロウインという最大の楽しみさえ、あのように急激な曲線を描いて最悪の土壷へと陥落する。



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