第249話 雪交じりの中のウオーク

文字数 500文字

 このところの寒さは格別だ。だからといって、家の中で縮こまってばかりはいられない。4時過ぎに、雪交じりの中を厚着してウオークに出かけた。自分と同じようにウオークに励む人、犬の散歩をする人、自転車の前と後ろに子供を乗せて颯爽と走る若いママさんと行きかう。世間はやはり止まってはいない。

  近江八幡


 最近買い換えたワイヤレスのイヤホン(ダイソー製 1100円也)の調子がいい。いい音で、ウオークに欠かせない自分の相棒だ。それにNHKの聞き逃しサービスは秀逸で、いつも好きな時に好きな番組をチョイスできて、まことに便利なのだ。番組に集中していると、寒さもさほど気にならない。

  ヴォーリズの建築


 昨日の約一時間のウオークで聞いた番組は二つ。一つは西田敏行と竹下恵子の絶妙のコンビの日曜名作座。山田風太郎の「エドの舞踏会」という明治維新絵巻を楽しませてくれた。読むことない本を気軽に朗読劇として聞けるのは有難いことだ。もう一本は、紺野美紗子の案内による音楽遊覧飛行。ジョンバリーの映画音楽をボリュームアップして聞く。
 楽しみは、自分が選びさえすればどこにでもある。こんな幸せなことがあるだろうか。

  多田神社

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