第153話 首の皮一枚

文字数 610文字

 16年ぶりの優勝に、首の皮一枚で阪神が何とか踏ん張っている。昨日の9回のヤクルトの反撃には、何度肝を冷やしたことだろう。でも勝ちは勝ちだ。今、本当に強いヤクルトに勝ったのだからあんたも強いのだ。そう思って応援しなければならぬ。ほんの少しだけれどまだチャンスは残っている。
 抑えのスアレス様さまだ。阪神の助っ人がここにきてみんな調子を落としている中で、一人頑張ってくれている。8人もの助っ人を取ってくるだけ、球団にも思いがあるのだろうが、半分でいいからバース級の奴にしてくれと言いたい。前評判の良かった韓国からの輸入品は、当て外れもいいとこだよ。
 外人は何といってもお金目的で来ているのだから、そのあたりを上手くついて利用しなければ、ほんとにお金の無駄遣いだ。阪神さん、あまりいい人にならないで、来季の年俸、契約などをちらつかせてはっぱをかけてくれ。今日の三連戦の締めくくりは、ガンケルと石川の投げ合いだ。ガンケルは苦労人なのでそのあたりはたぶん敏感に感じているはずだ。
 矢野監督、今日も勝って、望みをつなげてくれ!おんぼろロハスを出すぐらいなら、佐藤にしてくれ。何といってもここまで来たのは佐藤がいたからだろう。どうせ空振りをして負けるのなら、佐藤のほうにしてくれと言いたい。梅野を生かすのも殺すのもキャッチャー出身の監督なら心得ているはずだ。梅野の顔に元気がない。使いこなせないなら、あのノムさんが泣くぜ!よろしく!



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