第196話 軍備拡大

文字数 443文字

 軍備拡大は、日本にとって難しい問題だ。際限なくという訳にも行かない。と言って、北や中国は何をやってくるか分からない国だ。尻馬にロシアもいる。もう、ミサイルが日本に飛来する可能性は十分すぎるほどある。

 過去の経緯や国力、様々な背景を考えるとアメリカとより緊密に軍備体制を整える必要がありそうだ。いつでも反撃できる、軍備力はアメリカと同等、タイムラグもない、アメリカを怒らせたら自国も危ないと思わせることが最大の防衛になる。




 そんな中、軍事防衛費のGDP2%水準という議論が本格化している。今の防衛費の倍だけれど、自国を守ることをアメリカにある程度ゆだねなければならない以上、仕方がないことかもしれない。
 アメリカの立場に立てば、なぜ日本の防衛のためにアメリカ人が借り出されなくてはならないのだ、と言う思いはあるはずだ。そのためにできることは、今のところ相応の財政出動は必要だと思う。ただ、アメリカの防衛にも日本が役に立っているという側面を、アメリカに十分理解させることは言うまでもない。



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