第５９１話　人間の恥部

　このところ人間のある種、恥部が暴きだされたり、以前には表面化しなかったことが表ざたになることが増えてきた。それをネタにスキャンダル化し、世の中を騒がせている文春砲なる、それで週刊誌が売れるという輩もいる。文芸春秋とはこんな会社であったのかと疑問を抱くと同時に、少し寂しくなってしまう。案外と文芸春秋という会社の本音はその辺りにあるのかもしれない。


　　　昨日のウオークで

　何から何まで人間を真っ裸にすることが正しいとは言えないと思う。と言いながら、権力や金の力で世の中を暗に動かしたり、人間の性を蹂躙することを当たり前のように行なってきた彼らを世の中に引きずり出すことも間違ってはいないとも思う。
　つくづく難しい世の中になってきた。何事も中庸というのが良いのだろうが、またこの中庸というのが難しい問題だ。時代の流れや趨勢にも大きく影響を受けことなのだろう。そんな中、世界中がはちゃめちゃに混乱している中で、広島においてＧ７が開かれる。