第460話 この時期

文字数 419文字

 この時期、どうしても戦争関連のドラマや映画が多くなる。終戦の月だから仕方がないとけれど、見ているほうも結構疲れるものなのだ。昨日も、「ヒトラー 最後の12日間」を見て、心がどんと重くなってしまった。世界は、時のリーダーによって大きく左右されることが歴史によって充分すぎるほど証明されている。


 映画「夜叉」の撮影が行なわれた生家近くの橋

 特にここにきて世界の情勢も混沌として、なにが起こっても仕方がないと思える状況にある。誰しもが戦争の愚を知りながら、それを止めることが出来ない、その方法を見つけ出せないでいる。それに覆いかぶさるように、長く続くコロナ感染と地球温暖化の問題もある。何だか八方塞がりに思えてしまうのだ。
 ただ、自分個人としては日本に生まれ、少なくとも先の大戦以降の77年間は、戦争という被害に遭わないでいる。この幸運に感謝せねばならぬ。あとは、我が家族が将来的にそういう目に遭わないことを祈るしかないのだろう。


 好きな風景

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