第154話 小三治さんが亡くなった!
文字数 478文字
柳家小三治さんが亡くなった。第42話で小三治さんが自分の一押しの落語家であることを書いた。まだまだ元気で、あの<人間国宝>と呼ばれることが当然の落語を聞かせてもらえると思っていただけに残念だ。やはり、人の死は突然に訪れるようだ。
「小言念仏」「芝浜」「茶の湯」「時そば」「百川」「死神」「文七元結」「粗忽長屋」などなど、どれを聴いても面白く、うまい。ハズレがないのだ。古典をやらせれば、この人の右に出る人は古今東西いないだろうと思う。
全く異質なネタで「外国旅行」というのがある。何事にも興味を持った小三治さんらしい、英語修業を落語にした噺だ。もう涙が出るほど、笑い転げてしまった記憶がある。単身でアメリカのUCLAに英語の勉強に行った経緯を面白おかしく、日本人の英語に対する劣等意識を重ねて、愉快にくすぐってくれる。このネタもう10回近く聴いている。
本当に惜しい人を亡くしたが、落語はいつまでもユーチューブの中で聴くことができる。何度聞いても面白い落語を聴かせてくれるのは、この人だけだと心から思っている。いまから「外国旅行」をもう一度聴くつもりだ。
「小言念仏」「芝浜」「茶の湯」「時そば」「百川」「死神」「文七元結」「粗忽長屋」などなど、どれを聴いても面白く、うまい。ハズレがないのだ。古典をやらせれば、この人の右に出る人は古今東西いないだろうと思う。
全く異質なネタで「外国旅行」というのがある。何事にも興味を持った小三治さんらしい、英語修業を落語にした噺だ。もう涙が出るほど、笑い転げてしまった記憶がある。単身でアメリカのUCLAに英語の勉強に行った経緯を面白おかしく、日本人の英語に対する劣等意識を重ねて、愉快にくすぐってくれる。このネタもう10回近く聴いている。
本当に惜しい人を亡くしたが、落語はいつまでもユーチューブの中で聴くことができる。何度聞いても面白い落語を聴かせてくれるのは、この人だけだと心から思っている。いまから「外国旅行」をもう一度聴くつもりだ。