第560話 絶対的習政権

文字数 430文字

 中国の習近平による共産主義には、よく絶対とか絶対的という言葉が使われる。習の思想や考えは絶対的なものでないと駄目なのだろう。世の中には絶対が存在しないと思うのだが、それでも絶対でなければ強権政治、独裁政治は行なえないのだろう。お隣のプーチンのロシアもよく似た状況にある。しかし、プーチンへの批判が徐々に高まり、絶対的ではなくなりつつあるようだ。


   これも玄関

 先日来、中国のコロナによる都市封鎖に反対する民衆の姿が報道されている。習はこのやり方をずっと続けてきた。絶対にコロナを封じ込めないと国民を掌握できないという思いが習にはあるのだろう。絶対の維持にはこのやり方が不可欠であり、生命線だと考えているのだろう。ある意味そのやり方が成功しているかのように見えた。
 しかし、今になってそれが続けられなくなりつつあるようだ。少し、その手綱を緩めそうな気配が報道されている。民衆に歩み寄ることは、習の絶対に陰りができているのかもしれない。
 

   こんな玄関もある

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