第143話 流通倉庫

文字数 380文字

 いつもの散歩道に巨大な流通倉庫が出来た。プロロジスというところの運営で、11月営業開始らしい。この倉庫ができることによって、周辺地区から1000人を超える雇用が生まれるとか。
 流通革命の進歩は、頻繁に利用するアマゾンで良く感じていることだ。当初より便利に速くなっていることはうれしいことだが、ここまでやってくれなくてもと恐縮することもある。アマゾンの直接の取扱商品は、ほぼ翌日に配達されてくる。物が安く、速く、気楽に買えるというのは、デフレの現象なのだろうか。否、これが当たり前の未来の姿なのか。よくわからない。アマゾンの仕組みを後学のために勉強してみようか。ネット通販が急速に伸長している秘密が少しは分かるかもしれない。何といっても、今の世の中はGAFAが牛耳っているのだから。
 猪名川の町長は、退任の置き土産のこのプロジェクトを誇らしげに語っていたっけ。



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