第344話 人間の相性

文字数 460文字

 人間には相性というものがあるある。この人とは相性がいいというのは、付き合いに抵抗感がない、ざっくばらんにおしゃべりが出来る、性格が合いそうだ、気楽だといったところだろうか。
 考えてみるに、まずは自分が何だか相手に対して好感を持つというところから始まっているようだ。あくまで感じた印象であって、理屈ではない。どんな人に対してもそうであるのが望ましいのだろうが、中には始めから抵抗感を感じる人もいる。意外に踏み込んでみて、印象が変わる人もいるし、予想のとおり、取っつきにくい人もいる。難しいものだ。



 こんなことを書き出した理由は、週三回のグランドゴルフの組み合わせが約30人の籤で決まるからだ。相性が良さそうな人と回ると楽しいし、いいスコアが出る。逆の場合は、変に肩に力が入るし、いいかっこしようとしてスコアを崩すことが多いのだ。相性とは面白いものなのだ。
 この相性は、同姓同士にはそれなりの予感が当たるのだが、異性になるととんでもない失敗を犯すこともある。こんなところに離婚の原因があるのも頷ける。


   一昨日の散歩から

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